ヨーロッパ周遊のeSIMを使ってみました

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SIMカード不要のeSIM。2018年にiPhoneXSが発売されて以降、これからの海外旅行はモバイルルーターを持ち歩かなくても良くなると思っていた矢先、コロナで海外旅行とは無縁に。。。 

2022年10月、3年ぶりのハワイ旅行でのeSIM体験レポートに続き、

ヨーロッパ周遊タイプのeSIMを購入し、10泊12日のバスク(スペイン・フランス)、パリ旅行に使用してみました!

昨今は、多くのeSIMが出ていて選ぶのも大変。旅行前に調べて候補となったいくつかのeSIMを比較していますので、ぜひ参考にしてください!

前回のハワイよりも、設定が簡単になっていた点も要チェック!!!



eSIMとは?

 ↓ チップ型のSIMカードが不要

eSIM通常は、スマホやタブレットに小さなチップ型のSIMカードを通信会社が提し、これを挿入する事で通信が行える様になりますが、端末に予め埋め込まれたSIMのことをeSIMと呼びます。eSIMは端末から抜き差しする事なく、データをeSIMに書き込む事で通信が行える様になるので、海外渡航時に現地のプリペイドSIMを購入して差し替えていた方にはとても便利なSIMになりますね。

 eSIMを備えたスマホには、通常のSIMを差して利用する事もできる為、SIMが2枚(デュアルSIM)の端末として通信会社を2社使い分ける事ができる様になります。

デュアルSIMスマホがあれば、海外旅行時にモバイルルーターをレンタルして持ち歩いたり、現地でSIMカードを入れ替える事なく、安い通信回線を利用できる様になります。


 eSIMが使えるスマホ

ハワイでプリペイドeSIMを使用するには、SIMロック解除済か、SIMフリーが必須となり、eSIM対応機種は、

  •  iPhone XS以降のすべての機種(中国、香港、マカオで発売のiPhoneは非対応の機種がある様です)
  • Android端末では、
    • AQUOS sense4 lite, sense6 (一部非対応あり), zero6, wish
    • Xperia 10 III Lite
    • OPPO A73, Reno5 A, Find X3 Pro, A55s 5G
    • Redmi Note 10T
    • Google Pixel 4/4 XL, 4a, 4a(5G), 5, 5a(5G), 6/6 Pro, 6a
    • HUAWEI Mate 40 Pro, P40 Pro 5G, P40

上記のスマホをSIMフリーとして使用している場合、プリペイド型eSIMが利用できます


 ヨーロッパ旅行で調べたeSIMの比較

【1】World eSIM 

特徴:

日本でWiFiルーターのレンタルサービスを行なっている株式会社ビジョン(東京)が提供しているサービス。日本語での問い合わせが可能なのは安心

◽️ヨーロッパ周遊

  • 35カ国、4G/5G 
  • 容量無制限プラン(3, 5, 7, 10, 15日間)
  • 容量瀬現プラン(1, 3, 7, 30日、容量500MB〜50GB) チャージオプション有

◽️ヨーロッパ周遊(トルコ除く)

  •  34カ国、4G.5G
  • 10日間の容量無制限プラン 4,980円

【2】JAPAN&GLOBAL eSIM

特徴:

台湾を拠点とした旅行商品を取り扱う会社、SIMカード、WIFIレンタルも。日本語のサイトで取り扱っていますが、日本からのレビューは稀。同じ様なプランが多くありますので、選び間違えがない様に要注意。

◽️ヨーロッパ49地域

  • 1日500MB 490円→300円の特別お試しキャンペーン有り
  • 制限到達後は、低速通信(128kbps)で制限なし
  • インターネット共有:不可

    【3】Glocal eSIM

    特徴:

    香港資本の通信サービス会社、シンプルな3プラン。利用容量の確認が出来ないのは残念。

    ◽️ヨーロッパ周遊 35の国と地域 15日6GB, 20日10GB, 30日20GB

    • 初期設定費用(プロファイル発行料)770円が別途必要(キャンベーン中は無料)
    • 容量到達後、停止もしくは低速通信となる
    • テザリング全プラン可

    【4】eSIM Mart

    特徴:

    空港で受け取るwifiルーター『WIFIBOX』を提供しているレンタルテレコムスクエア社が提供するプリペイド eSIM。

    • ヨーロッパ5GB
    • 15日間
    • 4G
    • リチャージ不可

    【5】楽天モバイル 

    eSIMではないのですが、楽天モバイルはデータ通信が毎月2Gまで無料(国内のデータ量に加算)。不足時は、1Gあたり500円でチャージができ、月跨ぎの旅行だと4Gまで無料で利用可。普段使用しているスマホが、そのまま使えるのがなんと言っても便利すぎ!?

    • 対象国:ハワイを含む71の国と地域
        • データ超過後は低速(128kbps)通信で使い放題!
        • 500円 / 1G Bでチャージ可
        • テザリング可
      • 詳細はこちら


       

       日数別の最新eSIMを比較

      🔲5日間

      プラン テザリング 低速通信 通信量 価格

      World eSIM

      無制限 ¥2,780

      JAPAN&GLOBAL eSIM

      ?

      128kbps

      1GB/日  ¥2,330

       

      🔲7日間

      プラン テザリング 低速通信 通信量 価格
      World eSIM チャージ可 3GB ¥1,480
      World eSIM 無制限 ¥3,980

      JAPAN&GLOBAL eSIM

      128kbps 1GB/日 ¥3,150


      🔲 15日間


      プラン テザリング 低速通信 通信量 価格
      World eSIM 無制限 ¥6,880
      JAPAN&GLOBAL eSIM 128kbps 1GB/日 ¥5,800
      Glocal eSIM 6GB ¥4,960→¥3,480
      eSIM Mart 5GB ¥2,890


      🔲 30日間


      プラン テザリング 低速通信 通信量 価格
      World eSIM 5GB ¥2,146
      10GB ¥3,034
      15GB ¥3,922
      30GB ¥7,622
      50GB ¥12,062
      JAPAN&GLOBAL eSIM 1GB/日 ¥10,830
      Glocal eSIM 20GB ¥8,960→¥6,480


       利用したeSIMと前回との違い

      ハワイ旅行と同様、ネット利用は主にホテルWIFIを利用する想定で、

      街中ではGoogle Mapや乗り換えアプリ。お店情報を検索する程度なので、300MB/日あればOK。だだし、不測の事態に備えてチャージができ。サポートが得られる点を重視した結果、今回は、『World eSIM』 30日 5GM ¥2,146を購入。 日程は10泊12日でしたが、15日程のちょうど良い期間プランがなく、価格がとても手頃だったのが決め手になりました。

      結果、

      ⭐️ 事前に国内でQRコードを読み込み設定は、手順通り進めるだけ。

      ⭐️ プランの開始は、現地で通信が開始した時刻より24H毎の日数計算

      ⭐️ 帰国後、国内のmineo回線はプロファイルの再設定も不要

      要するに、

      ① QRコードを読み込んで設定 

      ② 設定、モバイル通信画面の『モバイル通信』を現地到着時と帰国時に変更するだけ。

      でした!

       

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